日本で育てた「国産小麦」のパン作りにこだわる理由って?

おしごと年鑑 食べたり飲んだりに関わるお仕事 2025年度
パルシステム生活協同組合連合会

全国各地の生産者やメーカーと協力しながら、組合員においしいものを届け続けているパルシステムに、国産小麦を使ったパン作りについて、教えてもらいました。

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「国産小麦」のパン作りで、日本の食料自給率アップに貢献できるからだよ。日本の食卓の安全を守っています。

今日の給食もおいしいね
パン用の小麦の自給率は、わずか8%

%は品目ごとの自給率。出典:2022年度、農林水産省データ(重量ベース)。たまごと肉類の自給率は、輸入飼料で育てた場合を外国産と換算した場合です。

国産小麦のパンについてもっと知りたい
組合員さんの「国産小麦の食パンを」の声に応えて作りました
国産小麦もっちり食パンです

国産小麦で食べる人と作る人の思いをつなぐ

答えてくれた人

パルシステム生活協同組合連合会
第1商品部 日配課 和賀苑子さん

朝食やおやつ、給食などでおなじみのパン。主な原料である小麦粉は、多くを外国からの輸入に頼っています。また、日本で栽培される小麦はうどんに適していて、パンに向いた品種が少なかったのです。
工場で国産小麦だけでおいしいパンを作るには、パンに適した小麦の確保やパン作りの技術的なハードルがいくつもありました。私たちは、「日々努力されている国内の小麦生産者と一緒に国産小麦のおいしいパンを届けたい」という思いと、「そのパンを食べることで生産者を応援したい」という思いをつないでいます。これからもおいしいパンを通して小麦の自給率向上に貢献していきたいです。

これからも食の安全安心のために取り組みます!

答えてくれた人