
いつでもどこでもスマホやタブレットで道案内をしてくれるナビゲーションサービスのナビタイムは便利なアプリだけど、「移動の困りごとを解決する」ってどういうこと? ナビタイムジャパンに聞いてみました。
- 経路検索の仕事
- 情報技術の仕事
- 移動に関わる仕事
ナビタイムは、移動に関する膨大なデータを使ってその人の状況や目的によって最適なルートを提案するよ。
ナビゲーションサービスは、出かける前に出発地と目的地を入れるだけで、目的地への最適な行き方を示します。ナビタイムは、地図や道路のデータ、時刻表、渋滞情報など、膨大なデータを組み合わせて、移動手段に応じた最適なルートを示します。
それだけでなく、「移動時、人はどんなことで困るのか」を考慮して、目的地まで安全に安心して到着できるための新しいサービスが次々生まれています。

「出発地」と「目的地」を入れる
運賃や乗換回数など色々な条件に合った複数のルートが表示されるので、どれかを選ぶ
どの車両に乗るのが良いのか、電車の混雑具合などもわかる
次の乗換地点までの地図も確認できる

ミスター・ナビタイム
移動に関わる膨大なデータから瞬時に最適なルートを選択!
地図データ
移動手段に応じた表示や、駅やバス停、交差点や駅出口の情報もカバー
新しくできたお店の情報も毎日更新!
道路データ
移動手段ごとに通行可能な道路や条件に対応
人、自転車、車など最適なデータを整備しています
時刻表データ
あらゆる乗り物の時刻表を活用、ダイヤ改正、臨時便に対応し、乗り換え時間も反映
バスやフェリーなどの時刻表にも100%対応
リアルタイム情報
渋滞情報、遅延情報など今発生中の情報も反映
道路渋滞や電車遅延など最新の情報も

膨大なデータを組み合わせて最適なルートを提案します!
情報は常に更新されているから安心だポン!

移動に関する困りごとを解決していきます
NAVITIME for Baby
(ナビタイム フォー ベビー)
赤ちゃんや子どもの移動に
子ども連れの移動は大変なもの。ベビーカーでは階段を上がれないなどもあります。子どもと一緒におでかけするときに役立つサービスです。階段を避けたルートを案内するほか、目的地や途中駅でおむつ交換できるベッドの場所などを示します。

Japan Travel by NAVITIME
(ジャパン トラベル バイ ナビタイム)
外国人旅行者の支援
日本を訪れる外国人観光客向けの観光アプリです。旅行中のルート検索はもちろん、おすすめの観光地やお店を探せます。旅行計画に便利な機能もいろいろ。観光客の方々が、より快適に訪日旅行を楽しめるようサポートします。

ALKOO by NAVITIME
(あるこう バイ ナビタイム)
酷暑の熱中症対策に!
暑さ続きの日本では、外出時の熱中症対策が大切です。このお散歩アプリは地図上に日陰を表示し、歩くときに日陰を優先して通る「日陰ルート」を教えてくれます。直射日光を避けて少しでも涼しく移動できる機能として注目されています。

トラックカーナビ
ドライバー不足を解消
車の大きさや重さなどを考慮し、大きなトラックが安全に通れる道を案内する、日本初のトラック専用カーナビです。迷わず目的地に行けるから、初心者でも安心して、たくさんの荷物をスムーズに運べます。ドライバー不足の解消にも役立ちます。

ナビタイムのデータを分析して快適な移動に活用!
「NAVITIME」などでの目的地検索の回数は、1年あたり公共交通機関では18億件、車では1.8億件あります。またカーナビアプリ「カーナビタイム」「トラックカーナビ」などから、GPS(ジーピーエス)により1~6秒間隔で取得された車両ごとの走行実績データ*を集積しています。そのデータ数は、1日あたり約1000万km、地球250周分にもなります。
集めたデータは、近道を見つけて混んでいる道を避けることや、観光地の活性化に役立っています。
*同意を得たユーザーが対象(2022年1月時点)
目的地検索の回数


車両の走行実績データ

技術開発を通じて、社会課題の解決に取り組みます
株式会社ナビタイムジャパン
「日陰マップ」 開発者のみなさん
わたしたちは「どうすればみんながもっと快適に移動できるか」といつも考え、日常生活の中から移動に関する困りごとを見つけています。最近では、厳しい夏の暑さをきっかけに、お散歩アプリ「ALKOO by NAVITIME」で、日陰を表示する機能「日陰マップ」の提供を始めました。出勤途中に「もっと涼しい道を歩きたい」と感じた社員が思いを社内で共有。開発者の発案で「地図上に建物の日陰を出せないか」と検討を始め、当日夕方には、試作品が完成しました。すべて自社のエンジニアが開発しているので、サービス提供まで約1カ月という速さでした。
日陰は、建物の高さと日ごとの時間別太陽高度と影の長さをもとに算出します。こうした技術には、算数や理科の学びが活かされています。技術開発を通じて移動に関する困りごとを解決し、社会に貢献したいと考えています。
1つひとつの社会課題を解決し、すべての人々の安心な移動をサポートします。
