
世界の競技人口が約3億ともいわれる卓球。老若男女問わず楽しめるスポーツですが、より多くの人たちにプレーしてもらえるように、どんな工夫をしているのでしょうか?「バタフライ」ブランドを展開するタマスに聞きました。
- 卓球用品をつくる仕事
- 技術研究の仕事
- スポーツ選手を支える仕事
「気軽で、参加しやすい」イベントの企画など、卓球の魅力を知ってもらえるような、普及活動をいろいろしているよ。

まちなかで卓球に挑戦!
バタフライは、さまざまな地域のまちなかの一角に卓球台を設置し、自由気ままに卓球を楽しんでもらえるスペースを提供するイベント「まちたく」を実施。「まちたく」の魅力は、初心者から上級者まで誰でも気軽に卓球を楽しめること! 卓球ラケットを初めて握る人や、強豪校で鍛えられた経歴を持つ人まで、さまざまな人が参加しています。

「すすきのアイスワールド」(さっぽろ雪まつりのイベント)会場に氷でつくられた卓球台が出現

▲︎︎左:ナイタイ高原牧場(北海道上士幌町)にも登場
右:ラケットも用意されている


プロ参加のイベントに興奮!

プロ選手や元トップアスリートが参加するイベントでは、世界レベルの技術をすぐそばで見ることができます。
2024年、池袋サンシャインシティ(東京)で行われた「水谷隼&バタフライ 契約20周年記念卓球イベント ~水谷隼の夢が叶いました!~」ではたくさんのお客さんが集まり、世界レベルのラリーに大興奮!
プレーしたり、試合を見たり、さまざまな楽しみ方があるね!


卓球ヒーロー・グレイザーマンが課題やお悩みを解決!
バタフライが掲げる「卓球を通じて、世界をもっと幸せにする」という思いを実現するため、卓球ヒーロー・グレイザーマンが誕生。イベントや講習会で応援に駆け付けては、迷えるプレーヤーたちに寄り添って、一緒に解決方法を探ってくれます!

マンガ「お悩み解決!グレイザーマン」(上)では、初心者のしゅんくんの悩みにグレイザーマンが寄り添い、解決のヒントを教えてくれます。技術についての解説動画も!


▲「グレイザーマン」は、卓球のラケットの表面に貼る
ラバーの製品名「グレイザー」が由来だ

おもしろ卓球絵本が登場
「ピン!ポン!」とオノマトペを楽しみながら、卓球の魅力を乳幼児にも伝えられる絵本も作っています。絵本にあわせたテーマソングも!

▲白い卓球ボールが「ピン」「ポン」と弾みながら、いろんなところを旅する絵本。ページをめくるたびにピンポンと口ずさんでしまうはず
2025年度から卓球日本代表のユニホームがバタフライに決定!
卓球日本代表選手の皆さんがバタフライのユニホーム姿で国際大会に登場。毎年開催される世界卓球などで、バタフライのユニホームを着た選手たちを応援しよう。

プレーしたことがない人にも、卓球のおもしろさを伝えます
株式会社タマス 販売支援部 販促普及課 木村美和さん
皆さんは卓球をやったことがありますか? 体育の授業で習った人もいるかもしれませんね。卓球は野球やサッカーよりも小スペースででき、小さな子どもが大人に勝つことも珍しくない、他のスポーツとは違った魅力があります。私たちはこの卓球のおもしろさを広く伝えたいと思い、あまり卓球に触れることのなかった人たちが卓球に出合えるイベントなどを行っています。参加者から「また卓球やりたい!」「試合を見てみたいな」といった声を聞くと、とてもうれしいです。卓球人口がもっと増えるように、今後もいろいろな取り組みをしていきます。
これまでの卓球界になかった新しい企画にも挑戦しています!
