実践! 「おしごと年鑑」授業リポート 第23回

おしごと年鑑×SDGsで企業紹介発表会に挑戦

福岡県直方市立植木中学校
  • 総合学習(探究)
  • キャリア教育
2025.08.22 授業リポート

「おしごと年鑑」を活用し、SDGsの観点も取り入れた企業紹介の発表会をしたのが、福岡県直方市立植木中学校の1年生です。中学校3年間のキャリア教育の一環として、オリジナルのワークシートも使って世の中の仕事について学びを深め、発表し合いました。

授業の様子
おしごと年鑑を活用しての授業の様子
実践校
福岡県直方市立植木中学校
学年
1年生(2024年度)2クラス(計63人)
授業
総合的な学習の時間
時間
全6コマ
使った教材
「おしごと年鑑」
はじめに

興味でグループ分け

帰りの会の時間を使って、「おしごと年鑑」の「食べたり飲んだりに関わるお仕事」など5つのカテゴリの中から、調べてみたいお仕事について、生徒にアンケートを実施。回答にもとづき、1クラスあたり5班(各6~7人)に分けた。

展開1

1~4コマ目 ワークシートと発表準備

2日間で実施。前半の2コマは、班ごとに取り上げる企業を決めて、オリジナルのワークシートに記入した。
ワークシートは①調べる企業②選んだ理由③この企業のここがすごい!④この企業に入るためにはどんな力が必要?⑤持続可能な社会の実現に向けて企業ががんばっていることは?⑥調べてみて考えたこと~の6つの項目で構成。 SDGsの17のゴールも示されている。生徒たちは「おしごと年鑑」や企業のHPを見たり、ときには企業の問い合わせ窓口に問い合わせたりして完成させた。
数日後の後半2コマでは、パワーポイントで発表会の資料を作成した。

生徒が記入したワークシート
生徒が記入したワークシート。しっかりと書きこまれている
展開2

5~6コマ目 発表会と振り返り

計10班で発表。文字を少なめに、画像やイラストをうまく使いながら、発表し合った。クイズを出す班もあった。振り返りでは「私たちを支える会社はたくさんある」「さまざまな企業がSDGsに取り組んでいることがわかった」といった感想を書いていた。

振り返りのシート
振り返りのシート。各班の発表についてまとめ、感想を書いた

企画・担当した先生から

澤 悦子 教諭
澤 悦子 教諭

植木中学校では1年生の3学期にも、キャリア教育のための時間をとっています。2024年度は、世の中にはさまざまなお仕事があるという気づきにつながればと、朝学習などで子どもたちが楽しそうに読んでいる「おしごと年鑑」を活用しました。SDGsについては、自分が担当する社会科で、いつもからめて授業をしており、生徒たちにとっては、ゴールの番号を覚えるほど身近です。
今回授業をした生徒たちは2年の修学旅行で関西に行き、その際は大阪・関西万博会場の土木工事をした中小企業の方のお話も聞く予定です。 3年間を通して、さまざまな機会を利用しながらキャリア教育の授業に取り組み、子どもたちが将来の夢を持てるようになるといいと思います。

「おしごと年鑑」を使った
授業をしてみませんか?

おしごと年鑑編集部では、授業でより使いやすい教材とウェブサイトをめざし、先生方の声を募集しています。「おしごと年鑑」やウェブ版「おしごと年鑑」を使った授業リポート、使ってみたご感想、ご意見をお寄せください。許諾をいただいた上で、ウェブサイトなどでご紹介することもあります。