「おしごと年鑑」を活用し、SDGsの観点も取り入れた企業紹介の発表会をしたのが、福岡県直方市立植木中学校の1年生です。中学校3年間のキャリア教育の一環として、オリジナルのワークシートも使って世の中の仕事について学びを深め、発表し合いました。

- 実践校
- 福岡県直方市立植木中学校
- 学年
- 1年生(2024年度)2クラス(計63人)
- 授業
- 総合的な学習の時間
- 時間
- 全6コマ
- 使った教材
- 「おしごと年鑑」
興味でグループ分け
帰りの会の時間を使って、「おしごと年鑑」の「食べたり飲んだりに関わるお仕事」など5つのカテゴリの中から、調べてみたいお仕事について、生徒にアンケートを実施。回答にもとづき、1クラスあたり5班(各6~7人)に分けた。
1~4コマ目 ワークシートと発表準備
2日間で実施。前半の2コマは、班ごとに取り上げる企業を決めて、オリジナルのワークシートに記入した。
ワークシートは①調べる企業②選んだ理由③この企業のここがすごい!④この企業に入るためにはどんな力が必要?⑤持続可能な社会の実現に向けて企業ががんばっていることは?⑥調べてみて考えたこと~の6つの項目で構成。 SDGsの17のゴールも示されている。生徒たちは「おしごと年鑑」や企業のHPを見たり、ときには企業の問い合わせ窓口に問い合わせたりして完成させた。
数日後の後半2コマでは、パワーポイントで発表会の資料を作成した。

5~6コマ目 発表会と振り返り
計10班で発表。文字を少なめに、画像やイラストをうまく使いながら、発表し合った。クイズを出す班もあった。振り返りでは「私たちを支える会社はたくさんある」「さまざまな企業がSDGsに取り組んでいることがわかった」といった感想を書いていた。

企画・担当した先生から
澤 悦子 教諭
植木中学校では1年生の3学期にも、キャリア教育のための時間をとっています。2024年度は、世の中にはさまざまなお仕事があるという気づきにつながればと、朝学習などで子どもたちが楽しそうに読んでいる「おしごと年鑑」を活用しました。SDGsについては、自分が担当する社会科で、いつもからめて授業をしており、生徒たちにとっては、ゴールの番号を覚えるほど身近です。
今回授業をした生徒たちは2年の修学旅行で関西に行き、その際は大阪・関西万博会場の土木工事をした中小企業の方のお話も聞く予定です。 3年間を通して、さまざまな機会を利用しながらキャリア教育の授業に取り組み、子どもたちが将来の夢を持てるようになるといいと思います。