※『おしごと年鑑2024』には元気寿司株式会社として載っていますが、2024年8月、社名を変更しました。
おいしくて楽しいお店として、大人気の回転ずし店。最近は、「回らない」回転ずし店が増えているんだって。それはなぜなのか、ゲンキGDCに聞いてみました。
- おすしの仕事
- お店の仕事
- 料理に関わる仕事
注文を受けて、できたてのおすしを高速レーンで届ける「新鮮さ」、良質な魚やシャリにこだわった「おいしさ」が評判なんだ!
注文からわずか1分で届くおいしい・楽しい・スピーディーなゲンキGDCのおすし
1タッチパネルで注文
レジと連動しているから、会計時にお皿を数える手間が省けるよ
2すしロボットを活用して調理
すしに合うよう、特別にブレンドした国産米のシャリ(すし飯)にこだわりアリ
3高速レーンで席まで届ける
業界初の三段高速レーンが大活躍!
「回らない」回転ずしは、お客さんに新鮮でおいしいおすしを食べてもらうために考えた方法なんだ。注文(オーダー)を受けてからおすしをつくるから、「オールオーダー方式」ともいうよ。
テクノロジーの活躍にワクワクするね!
「回らない」回転ずしはフードロス削減にも貢献しているよ
ゲンキGDCが運営するすしレストラン「魚べい」では、お客さんが食べたいおすしを注文後すぐに届ける仕組みの活用や、過去の注文データをもとにした効率的な食材の発注で、食材の廃棄ゼロを目指しているんだ。これによって、まだ食べられる食品を廃棄してしまう「フードロス」の削減にも貢献しているよ。世界では、年間13億トンものフードロスが出ているんだ。途上国などには飢えに苦しむ人が大勢いるし、食品を廃棄すると、生産にかかった手間や費用もムダになってしまう。「回らない」回転ずしみたいに、みんなが笑顔になって、フードロス削減にも貢献できる方法をたくさん考えたいね。
おいしい・楽しい・スピーディーなおすしを届け続けるために…
ゲンキGDCのおいしさのカギは仕入れにあり!
ゲンキGDCのおいしさのヒミツは、仕入れで良い素材を見分ける「目利き」の力と、買い付ける「交渉力」にあります。食材担当者は、日本国内だけではなく、タイやベトナムなどの海外に足を運び、食材の状況と生産の工程などを自ら確認して、納得した商品のみを仕入れているんだよ。
エビの産地・タイでは
▲エビの養殖池
▲エビの水揚げ
▲エビの加工工場
商品になるまでの道のり
それぞれの食材担当者が、店舗での調理方法や食べ方などについて、社内で商品会議をするんだ。数多くある商品1つひとつを食べ比べて、どのような味と盛り付けでお客様に提供するか、各部署で力を合わせて、約3カ月かけて商品を決めます。
▲商品会議
100以上の候補から商品になるのは数種類!
厳しい審査をへてお店に並ぶんだね。
世界に和食の代表「SUSHI(スシ)」の魅力を広めています!
株式会社Genki Global Dining Concepts グローバル事業本部
戦略推進部オペレーション支援課 林 倧琦(リン ソウキ)さん
ゲンキGDCは1968年に関東で最初の回転ずし店として誕生しました。1993年に米国のハワイに大手回転ずしでは初めて海外に出店し、今では日本国内に185店舗以上、海外は9つの国と地域に240店舗以上(2024年3月現在)のお店で、ゲンキGDCのおすしを楽しんでいただけるようになりました。
私たちの仕事は、世界中のお客様に「おいしい・たのしい」を提供することです。世界には和食を代表する「SUSHI」をまだ知らないお客様がたくさんいます。できたての新鮮なおすしが楽しめて、環境にも優しい「回転しない寿司」をどんどん広めていきたいと思います。
海外のお店のSUSHIもおすすめですよ!
香港でも絶品の日本食をお届け!
中国・香港では「千両IFC 1号店」が2005年にオープンしました。日本直送の新鮮な魚や貝類を使い、本格的な「回転」寿司ダイニングを提供しています。
香港で人気の一皿「金目鯛炙りの塩麹おくらのせ」
身がやわらかく、なめらかな口当たりの金目鯛の皮を職人が丁寧にあぶり、脂の甘みを引き出します。塩麹とオクラが味わいを一層深くしていると香港で大好評です。