探す

私たちの生活に欠かせないガスは、いったいどこからやってくるのでしょう? 天然ガスがどのように見つけられて運ばれてくるのかを、エネルギー開発会社のINPEXに聞いてみました。
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何千万年も前の微生物の死がいなどから作られているよ。
地中深くから掘り出して、外国からタンカーで運ばれてくるんだ。
日本で使われる天然ガスは、主にオーストラリアや、中東などから運ばれてきます。天然ガスは、太古の昔に海や湖にいたプランクトンなどの死がいが、土や砂とともに地中深くに埋まり、長い時間をかけてできたものだと考えられています。見つけるには、まず調査をします。本格的に開発や生産ができそうだとわかると、地上や海の上に「リグ」と呼ばれる大きな装置を造って掘り出します。ただ、掘り出した天然ガスはそのままでは使えないので、混じっている不純物を取り除き、冷やして液体に変えて(液化天然ガス=LNG:エルエヌジー)、タンカーで日本まで運びます。LNGは日本に運ばれた後、もう一度温めて気体に戻され、ガスの通り道であるパイプラインを通って家庭や工場、発電所などで使われます。
このように、天然ガスは長い時間をかけて作られ、遠くの国から掘り出され、日本で加工されて私たちの暮らしを支えている、大切なエネルギー源なのです。
長い時間をかけて作られたエネルギーなんだね

1
天然ガスは、地下の岩石の小さなすき間や割れ目にひそんでいて探すのが難しいんだ。だから世界中で、いろいろな方法で探すよ。

A
宇宙から
人工衛星の画像分析で地形や地表の特徴を調べ、その情報をもとに、地下の構造や地層の分布を考えるんだ。
B
空から
飛行機を使った重力探査や磁気探査により、地下の地層や構造の広がりを空中から調べるよ。
C
地上から
地表の岩石の性質を調べることで、地下深くの地層のようすを推定しているんだ。
D
海の上から
物理探査船から海中に音波(人工的な震動)を送り、海の下に広がる地下の地層をくわしく調べるよ。

2
掘る
地下深くまで掘り進むために、掘削リグを設置し、「ビット」と呼ばれるドリルを使って掘り進めるよ。その深さは4000mを超えることもあるんだって。


3
作る
地下から取り出された天然ガスには不純物が含まれているため、きれいに取り除いて、私たちが使う天然ガスを作るよ。

液体にすれば体積は1/600に
天然ガスは-162℃に冷却すると液体になり、体積を小さくできるよ。これを液化天然ガス(LNG)というよ。そうすることで、タンカーで一度にたくさんの量を運ぶことができるんだね。

4
運ぶ
日本に運ばれた液化天然ガスは、温めてもう一度気体に戻し、パイプラインを通って私たちのもとに届くんだ。


5
使う
各家庭に届けられた天然ガスは電気や料理、暖房など日常生活で利用され、大活躍しているんだ。また、トラックやバスなどの燃料にもなるんだよ。

「探す」からはじめて「使う」までには20年かかることもあるんじゃ

パイプラインは365日24時間監視!
天然ガスを運ぶパイプラインは、橋のように川を渡ったり、道路に沿って地下に埋まっていたりするんだ。そのため一年中、昼も夜もガスが安全に流れているか、監視センターのコンピューターがチェックしているよ。

天然ガスは温室効果ガスの排出が少ないエネルギー源です
株式会社INPEX JAPAN 操業本部
直江津LNG基地 設備グループ 大橋達貴さん
天然ガスは石油や石炭に比べ、温室効果ガスや有害物質の排出が少ないクリーンなエネルギーです。世界の主要なエネルギー源として、各地で開発が進んでいます。私が働く新潟県の直江津LNG基地では、海外から届いた液化天然ガス(LNG)を海水で温めて気体に戻し、パイプラインを通じて各家庭に届けています。
天然ガスは目に見えませんが、料理や暖房など、私たちの生活に欠かせないエネルギー源です。そのため、基地は24時間365日休まず稼働しています。私は基地の機械をメンテナンスし、どんな時もガスを安定して送り届けられるよう設備を守っています。日本中の豊かな暮らしを支えていることに、大きなやりがいを感じています。
日本中の豊かな暮らしを支えていることに、やりがいを感じています。
