
大迫力のコンサート会場だね! みんなが大好きなコンサートの音や映像はどうやって作っているんだろう。最新の技術とプロの技をヒビノ株式会社に教えてもらいました。
- コンサートを作る仕事
- 音楽に関わる仕事
- 映像に関わる仕事
会場に合わせた最新の機材と、繊細なプロの技術があるからだよ!
コンサート会場では、広いドームの隅々まで音と映像を届けるために特別な機材を使います。ステージの進行や盛り上がりに合わせて、音響・映像それぞれのプロが細かく調整しています。


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ラインアレイ・スピーカー
スピーカーを何台もつなげて、バナナのように長くてカーブした形にします。音を「ビーム」のように飛ばし、近くから遠くまで均一にいい音を届けます。

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巨大LED(エルイーディー)ディスプレイ
小さなLEDパネルを組み合わせて作る巨大画面。照明や太陽の光にも負けない明るさで、遠くからでも鮮やかな映像を楽しめます。

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モニタースピーカー
ステージで演奏するアーティストに向けて置かれる。広いステージでは、自分の声やメンバーの演奏音が聞こえにくいので、その音を「返す」ことで、ズレなく気持ちよく演奏できます。

4
LEDディスプレイ管理
スクリーンに不具合がないか常にチェックします。画面の一部が消えたり色がおかしくなったりしたら、すぐに映像チームへ連絡。映像トラブルを防ぎます。

5
映像オペレーター
巨大LEDディスプレイに映る映像を管理し、映像素材を演出に合わせて切り替えます。会場全体の盛り上がりを演出します。

6
音響システムエンジニア
会場の形に合わせて、どの席でも最高の音が聞こえるようにスピーカー配置を設計。本番中は客席を歩いて音をチェックします。

7
ステージ担当
ステージ上のマイク、スピーカー、ケーブルを設置します。本番中は出演者へマイクを渡したり、楽器のマイク位置を調整したりスムーズな進行をサポート。

8
モニターエンジニア
ステージ袖から演奏者の様子を見ながら、「いつもの音」が出るようにリアルタイムで調整。アーティストが安心してパフォーマンスに集中できるよう支えます。

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フロント・オブ・ハウス(FOH:エフオーエイチ)
客席内に設置されているPAブースで、お客さんに届く音を作るプロフェッショナル。アーティストの声や楽器の音をミキサーで細かく調整し、最高の音を作り上げます。
コンサートって、こんなにたくさんのプロが支えているんだ!


コンサートのヒミツ
コンサートの成功は「準備」で決まる!
華やかなコンサートも、最初は「何もない会場」からスタート。重さ数トンにもおよぶ機材を運び込み、鉄骨を組んで設置します。屋外会場では風で音が流されないよう機材を増やしたり、日没に合わせて映像の明るさを調整したりと、会場に合わせた工夫もプロの技です。
世界が認めた「音の匠(たくみ)」がいる!
コンサートの音を作るだけでなく、音を録音してCD(シーディー)にする「レコーディング」もヒビノの得意分野。ヒビノのエンジニアが2002年の「グラミー賞」を音を録る「エンジニア」として受賞。日本人初の快挙でした。ヒビノが保有するスピーカーは約4000台、LEDディスプレイはテニスコート72面分。2024年度には596組ものアーティストを担当しました。
アーティストとお客さんの感動を、音で支える仕事です
ヒビノ株式会社 ヒビノサウンド Div.(ディビジョン) 本藤 聡さん
私は「コンサートPA」をしています。PAとは、パブリック・アドレスの略で、音響機器を使って、広く音声を伝えること。日本中・世界中の会場に行き、出演者のみなさんのパフォーマンスを支える仕事です。ライブは、やり直しのきかない真剣勝負。大きな会場に設置するダイナミックなスピーカーや、手元で作業する繊細な機材、目に見えない電波や音を調整する技術、細部まで計算された音響プランニング。それぞれのプロフェッショナルが力を合わせて、チームとして本番に臨みます。
そして、お客さんやアーティストさんの盛り上がりや感動をすぐ隣で感じられるのも、この仕事ならでは。コンサートの成功のために積み上げてきたものが達成感につながる、やりがいのある仕事です。
コンサート会場で「音」のプロたちの技術を感じてみてください!
